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    実業家としての最後の冒険!

    スリランカ宝石鉱山への投資

     

    開発され尽くされた都市事業とは少し毛色の違ったものへ投資を望んでいるというあなたに先に申し上げておくがこれはもちろん空調がよく効いたヒルトンホテル内のビジネスセンターで 2000株分小切手で支払う種類の投資活動とは全く違う。

     ここで交わされる重大な契約は電話もないジャングルのどこかで行われる。契約書も弁護士も警察もなし。(少なくともあなたが信用できるものは何もない) そしてすべて即現金払いだ。

    パート1:よい鉱山の見つけ方

    あなたが望まなくともあなたの宝石鉱山プロジェクトの価格はごく簡単に10000%跳ね上がる。何も話さなくとも肌の色だけであっという間に価格はアップする。あなたとあなたのプロジェクトの詳細の公開は最小限度にとどめておくのが賢明だ。それから宝石学や科学的見地からの分析云々もしばらく脇に置いておこう。もしやりたくても事業承認なしでは政府はあなたに分析も何も許さない。そして承認を取るには神経が破壊されるような面倒な手続きが必要だ。物理的に分析するチャンスはそうすぐにはめぐってこない。

    これをしてはいけない!
    無垢で純粋なビジネスマンらしく(もしそんなものがあるとして)、まずジープをレンタルしスリランカ宝石産業に通じている現地ガイドを雇う。そして採掘所を訪れる準備をはじめる。

    大抵ラトナプラ(スリランカ宝石産業の中心地)でツアーは終了する。どこの採掘所でもケーキと紅茶であなたをもてなし高価な宝石が泥の中から出現する感動的な瞬間を見せてくれる。あなたは投資先はこの採掘所がいいかもしれないと思いはじめる。そして採掘所オーナーはライセンス更新や補助の発電機設置のため新しい投資者を必要としている旨を話だす。あなたはこんなにすぐに舞い込んだ幸運に素直に喜び即決、金を手渡し契約は成立、握手でしめる。

    次の週、あれ以来採掘所からは石は出ていない。発電機は売り切れで手に入らないという。あなたの現地ガイドは入院しているらしく連絡が取れない。採掘所オーナーは葬式でキャンディに出かけて戻らない。そしてついにあなたのジープも壊れて動かなくなった。

    あなたは「モスキート・イン」(蚊の宿)という別名を持つレストハウスに一人きり、誰かが電話を架け直してくるのをひたすら待つ。そして一方で誤りを犯してしまったことに気付きはじめるかもしれない・・・。

    少なくとも二つの間違いをした

    間違いその1:あなたが来るのはちゃんと見られている
    準備時間を微塵も与えてはいけない。ガイドが裕福な外国人を連れてくるのだ、人々は待ち構えている。そこにはあなたを守ってくれるものはなにもない。一般的なモラルも通用しない。

     彼らが悪い人々だということではけしてない。彼らには祖父のまた祖父の代からが学んできたやり方があるのだ。

     彼らは外国人と長期に亘る関係を考えない。外国人は一旗上げるためか観光でやってきてはすぐいなくなる。あなたが採掘所を訪れ投資しても彼らはあなたも同じようにすぐいなくなると思っている。約束事の履行もそれほど気にしないだろうと思っている。彼らはあなたが来るのをしっかり見ている。そしてあなたがいなくなる前に出来る限り契約や約束を交わし金銭を受け取るのだ。

     間違いその2:前金
    あなたが直接管理できないものに前払いは絶対しないこと。それに鉱山労働者達の間にはいかなる場合にも信頼はない。あなただけが彼らに信頼を置かなくてもいい。

    親族経営の採掘所で飛び切り価値ある石が見つかっても一人に託して売りに行かせるような事はない。20年以上寝食やきつい労働を共にこなしてきた親族内(!)であっても石がいくらで売れるかわからない以上油断はしない。

     どんなにハードコアなツアーになろうが数日採掘所がカラになろうが、一家で石を売りに行く。地元のマーケットへ持ち込むとコロンボよりはるかに安値になるためできればコロンボを目指したい。また家族の誰かが病気だと売りにいけないときもある。

     何度もいうが彼らはけして悪い人たちではない。あからさまに盗みを働いたりはしない。しかし事が終わった時に首をかしげたくなる事も少なくはない。石を売るためにコロンボに行かせた弟が4週間後に兄のもとにもどった。石は盗まれこの4週間石を探すのに費やしたが結局見つからなかったという。それが事実なのかそれとも石は売ってそのお金でコロンボで遊び倒して帰ってきたのかどうかは誰にもわからない。

     同じ村に住みお互いをよく知る二人(それぞれ皆から重んじられている立派な大人)がひとつの事件に関してあからさまに正反対の証言を立てて対立する姿がスリランカにある。あなたの価値観では理解不能でも、双方とも母親の死に掛けての証言だ。疑うようなら自ら命を絶つと宣言する。どちらが嘘をついているのか、双方少しずつ嘘をついているのか、真相は永久につかめない。

     証拠を揃えて突きつけても何の解決にもならない。証拠を突きつけられた男は誤りを認めて恥を受け入れるくらいなら 妻と12人の子供たちを後に残して失踪する。

     

    それではどうやるか

     私達がやった方法はこれまで試した者はいないかもしれない。しかしこれしか方法はないとさえ思う。(もちろん別のやり方があるかもしれない) 名付けて「愚かな観光客作戦」。

     はじめに : ラトナプラは離れること。ラトナプラでは常にあなたがやって来るのはしっかり見られている

     必要なものは あまり見栄えのよくない車、現地ドライバー、時間、それから図太い鉄の神経。採掘地域(事実南部スリランカ一帯はどこでも)を走り、村の中心付近にトーチを揺り動かしながらたむろする暇そうな男たちを捜す。

     暇そうなトーチ男達を見つけたらドライバーをその男達のもとに走らせ、宝石を買いたがってる観光客を連れてきたことを知らせる。

     あなたは車の窓から顔を出してみせよう。トーチ男達は全員半非合法商売者なので警察が怖い。あなたが送ったドライバーを無視する可能性があるのでアピールが必要だ。

    「愚かな観光客」を演じているあなたにトーチ男達は蟻のように群がり、手持ちの合成石や偽物を見せはじめる。(上の写真:45カラットのルビー合成原石。細かい筋まで実によく作ってある。)

    それらを断った後(ノー、ノー、と言っているだけで軽く2時間は経つ)、今度は手持ちの最悪の原石を差し出しはじめる。カットしようのないスピナルやスプレーして色付けしたトパーズなど。透明な石に色をつけた100カラットのイエローサファイアの写真は左。

     これらをまた断った後、トーチ男達はあなたをちょっと見直してやっと本物の石を見せはじめるかもしれない。もちろんあなたがもう既に5回も断った石も再度混ぜる。そしてあらたに集められた合成石ももちろん混ぜ込まれる。

     どんな山奥の小さな村でもタイ産合成石(実によく作られている)だけでなく、マダガスカル産加熱石やインド産表面拡散石に出会うのには驚くだろう。どうやってここまでたどり着いたのか、まるで奇跡と思う反面苛立たしい現実でもある。

     何か食料を持参したほうがいい。こういう小さな村では食べられそうな物は見つからない。なにか食べてもいいが次の日は執拗にトイレ探しが必要になる。コロンボから出るとこれは悪夢だ。トイレは見つからない。

     人々を観察しよう。彼らの厳しい内部階層が見えてくる。誰が売り子か、誰が石のオーナーか。

     鉄のような労働者の手にいい石を携えた男をさがす。鉄の手にいい石男は「Mudhalali」(シンハラ語でプロテクターの意味)を持たない採掘所主の可能性がある。

     鉄の手にいい石男を見つけたら彼から石を買ってきっかけを作る。そしてドライバーに石はどのように調達しているのか鉄の手にいい石男に尋ねさせる。採掘業をはじめたばかりで、「Mudhalali」を持たないか、「Mudhalali」が死んだか外国に出かけていていないかであればラッキーだ。そして鉄の手いい石男は自分の所有する採掘所にあなたを招待するだろう。

     今すぐ案内するよう申し入れよう。明日では駄目だ、準備時間を与えてはいけない。男がそこから2分で着くと言ったのに2時間かかってしまったからといって驚いてはいけない。それがスリランカタイムだ。ジャングルの中をかなり歩くことも充分あるのでその準備もしておこう。本物の採掘所(観光客向けではないという意味で)は道路が通っていて簡単に行き来できるところには普通はない。

     鉱山の良し悪しを判断するため見なくてはいけないものは多い。半ダースも採掘所を訪ねまわるうち、あなたも自然に判断が出来るようになるはずだ。周りを囲む連なる丘の連なり方、古い干乾びた水路、今流れる川、宝石を含む地層の色具合、それらの組み合わせから読み取れる傾向がある。採掘量の確認はもちろん、採掘所労働者の働き具合と精神的な健康面のチェックも大切。

     以下は重要なチェックポイント。

    • 労働者は昼間からアラック(酒)を飲んでいないか。
    • 子供が穴の中で働いていないか。
    • 労働者同士の尊重はあるか。
    • 効率よく仕事が進むよう組織されているか。
    • あなたはその労働者たちに好感が持てるか。

    これらの答えを出すためにはどうしても採掘所でしばらく時間を費やす必要がある。食料と蚊よけスプレーを忘れず用意しよう。そしてしばらくの間あなたが感じる快適な生活とはおさらばだ。

     あなたがエネルギー(お金も)をつぎ込むべき場所を見つけたと仮定して、次に進もう。

     

    パート2: Mudhalali として

    コントロール可能な場所への資金投入
    資金が必要な部分はたくさんあるが実際どこに投入するか選定が重要。あなたがコントロール可能な状況を作らなくてはいけない。発電機購入費を支払うかわりに子供の学資金を負担する。発電機は購入しても一晩で消えうせるかもしれないが子供は消えない。ガソリンと食料費は負担しても現金は借さない。新しい道具購入費は負担するが給料制はとらない。新しい採掘ライセンスを購入した場合は必ず原本を保管する、などなど。

    病院から人々を遠ざける
    少なくとも人口の25%は常に病院に集まっているといえば大げさかもしれないがスリランカの人たちは病院が大好きだ。コレラはもちろんちょっと気分がすぐれないときまで とにかくすぐに病院へ行く。どこの病院もいつも満員だ。

    スリランカでは医療費は基本的に無料、病院通いは生活の変化にもなるし 何より病院は自宅より著しく快適とくれば当然の成り行きといえる。だが反面すさまじい国家経済の損害でもあり 第一健康な人が病院に入り浸り深刻な病気を貰い受ける恐ろしい可能性がある。

    簡単に治す事が出来る症状を持つ人のために 私達は常に1800ページの看護辞典を携える。西洋医学のマジックと分厚い医学本から読む外国人は純真な鉱山労働者にとって病院に匹敵するパワーを持つ。事実それで90%の症状は改善される。おそらく医学を勉強した方々が聞けばぞっとする話かもしれないが、対処するのはあくまで軽症状のみ、深刻な傷を縫い合わせたり不明な症状への対応は断じてしない。黄熱病の人も即病院行きだ。

    子供の世話をする
    スリランカの人々は実に子供を可愛がる。娘の結婚の世話をしたり結婚パーティー費用を負担すればあなたは無限の謝意を得られる。学資金を負担すれば家族の一員として扱われる。しかし家族の一員に数えられたことと信用できる関係が築けたことは別。忘れてはいけない。

    宗教儀式を尊重する
    採掘に関与する多くのマジックが存在する。月や星の位置、象徴的な出来事(掘り出した宝石を含む土の上に犬が糞をした、等)、また祈願の結果、呪い師のお告げなどによって 採掘のスケジュールが組まれることが多い。午後2時以前に仕事を始めると不吉とか、火曜日は仕事を休まないと怪我人が出る、などなど。休む口実を探しているようにも見えるが 事実彼らは現れたサインを正確に解釈した結果が宝石の発見だと信じている。あなたが信じられないからといって 労働者達のマジックを尊重する精神をむげにすれば波風が立ち、単純に全ての物事はうまく回らなくなる。そして石は出なくなる。

    ボスであれ
    平等、公平を適用してはいけない。あなた自身はけして働かない事。これはかなり難しい。特に自分で何でもやるタイプ、または働く事が好きな人には耐えられない。しかし鉱山労働者は泥まみれの手の「Mudhalali」を尊重しない。あなたは座って紅茶を飲みながら他の人が働いているのを見ていなくてはいけないのだ。

    機械の修理は絶対させるな
    彼らは大きな発電機を細かく分解する事に大きな喜びを感じるのかもしれない。組み立て直し方はまるで知らなくとも 躊躇なくばらばらにする。正確にそういった機械を修理し成功した経験者に頼むのでない限り、発電機は細かい部品に分けられて終わりだ。そしてそんな修理が出来る人は実際片道車で12時間かかるコロンボでしか見つからない。修理の必要のない最高品質の機械のみ購入しよう、そして故障のないよう祈ろう。

    人々を批判しない
    どんな事が起ころうとあなたは誰をも批判したり責めてはいけない。批判する人、される人、どちらをも向上させないばかりか、人々の面子を著しく傷つける。これは学習するべき最も難しいレッスンのひとつだ。特にばらばらになった発電機を目の前に あなたが心底腹を立てているときはそう感じるだろう。

     

    エドワード・ブリストル
    コロンボ


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    パート3: 原石の入手法・買い方

     

    "Mudhalali" は鉱山主とは違い自分自身の鉱山は持たず投資のみ行う。鉱山のオーナーであることと投資者であることの意味は全く異なる。オーナーは採掘所経営に掛かる全経費を負担するのはもちろんだが、出た石は全てそのままオーナーのものだ。"Mudhalali"になれば掛かる費用を全負担した上に出た石が欲しければ買い上げなくてはいけない。石が出なければ、もしくは石が出てもそれを買わなければ"Mudhalali"が手に入れられるものは何もない。

     

    石を買い上げるときの価格交渉は最も重要だ。出た石の一つごとに交渉が発生する。この価格交渉は宝石鉱山への投資事業中のメインゲームだ。交渉にかけては鉱山労働者一人残らず侮るべからず。全員がその道の達人だ。

     

    現状スリランカでは外国人名義で宝石採掘のライセンスは取れない。外国人は宝石鉱山オーナーにはなれないのだ。

     

    宝石の価値はカットのあと秤にかけたとき初めてわかる。心優しき外国人 "Mudhalali" 達はその石を手に入れる為自分の払った犠牲をその時初めて知らされる。そしてほぼ全員落ち込む事だろう。石の買いはじめの頃はなおさらだ。そしてスリランカ人"Mudhalali" よりも高い値段で石を売られた事にも気付く。

     

    あなたが鉱山労働者の娘の学資金をたった今支払ってあげたからといって その後の価格交渉に影響が及ぶ事はない。新しい石が出ればゲームのカードは新たに切られる。あなたの優しい行為によって相手が手を緩める可能性は考えるだけ無駄だ。

    土から洗い出された小石はざるに残る。このざるから宝石の原石を選り分ける権限を持つのは "ソーター(選別者の意味)" だ。彼が全てのざるをチェックする。彼が色の付いた結晶体をざるの中からつまみ上げ、あなたのほうに振り返る。彼の目はすでにあなたに叫んでいる。「出たよ!これだよ!」 ゲームのはじまりだ。

     

    あなたは絶対興奮しないこと。石が見つかって鼻息を荒だれればすぐ高値がつく。そこでのあなたの挙動は全てこれから支払う金額に影響してくる。

     

    そして彼らをも興奮させたり誤解させないように気をつける。彼らはすぐに大豪邸を建てることを夢見はじめる。一旦彼らの目がドルサイン($)に変わってしまったらあなたの投資事業の行く末は暗い。

    石が見つかったときのあなたの取るべき行動は その石は価値がないと直ちに宣言すること。そしてまったく興味がないふりをする。これはあくまでゲームの一部だ。金額交渉に入る前に興味深く石を眺めたりしない。あなたが石に注意を払ったら最後おそろしく法外な価格が提示される。チラリと見て気になる石は覚えておく。後は無視するのが鉄則だ。

     

    原石がざるから拾い上げられる間、あなたには椅子とテーブルが用意され、目の前には水を張った皿が置かれる。ソーターによって拾い上げられた石はひとつ残らずあなたのもとに運ばれ、水を張った皿に落とされる。石は見ないで紅茶を待つ。紅茶を飲んでその日の全選別が終了した時点ではじめての石を等しく見はじめる。途中であなたがマークした興味のある石がどれか、悟られることのないように。

     

    これだと思える石に出会えたときは(おそらく100個に1個の割合) 直ちにあなたは最初のオファー価格を計算しておく。価格を先に指定することでおそろしく法外な外国人価格から交渉がスタートする事を回避する。鉱山労働者たちにあなたからイエローサファイア原石1グラムにつき20万円はとれないことを気付かせないといけない。

     

    仲間うちでは隣村で原石1グラムあたり20万円で外国人に売った者がいる話でもちきりだ。彼らに主導権を渡したら価格交渉はそのレベルからスタートする。

     

    毎回1グラムあたり5、6千円前後の現実的な交渉レベルまで下げるだけでものすごいエネルギーの消耗だ。迅速に正しくゲームを進めよう。またあなたのオファーは出された限り取り消せない。安易に出したオファーに合意があった場合あなたは必ずその価格で買い取らなくてはいけない。スリランカでオファーの取り消しややり直しを行えばあなたの評判は地に落ちる。集中力を持続しよう。

    あなたの低価格のオファーが出るたびに鉱山労働者たちの顔つきは悲しみでくもり、耐えがたい絶望の表情になる。

     

    ある者は髪をかきむしり、ある者は泣き叫びながら走り回る。これほど困難できつい仕事に対してあなたのオファー価格がどれだけ見当違いなのか訴える。打撲傷や切り傷を見せ、空腹のわが子をあなたのテーブルに引きずりあげる。

     

    しかし心配する事はない。その子は今朝あなたが持ってきたケーキを2キロ平らげたばかり、すべてショーなのだ。

     

    もし鉱山労働者達が本当に重大な困難に直面していれば、今朝あなたが鉱山に到着した時点で支援を求めている。事実それが規則である。"Mudhalali" であることと 価格交渉は全く異なる場面である。石を買うときは無慈悲でなくてはならない。寛大になりたければ石を買ったあとにしよう。これはビジネスだ。

     

    あなたも彼らの感情的なメロドラマショーに参加して、彼らの提示価格にショックのあまり地面に体を投げ出し、そんな値段ではきっと破産して刑務所行きになってしまう、わが子は罪人の子として虐げられて生きることになる、と嘆いて泣いてみてもいい。それか完全に無視してもいい。ただ彼らに優しくしないこと。優しくする時間は価格交渉前後にたっぷりある。

     

    大切なのは交渉に時間を使いすぎない事だ。彼らは一個の石の交渉にどれだけ日にちが掛かろうが気にしない。彼らに付き合って100円の値下げに3日費やすようでは意味がない。実際の価値とあなたの体力的・精神的エネルギーの消耗度、労費と時間をトータルで考え行動しよう。

     

      

    原石を買うこと

     

    原石を買うに妥当な価格は存在するのか? 宝石取引の中でも原石を買う部分は最も難しく常に大きなリスクが伴う。経験の浅い者にはもちろん、経験豊富なハードコアの宝石フリークやトレーダーでさえミスを完全には避けられない。合成石だったり、サファイアだと思っても違ったり、ほとんど削り落としてなくなってしまったり、想像した色が出なかったり、内包物だらけであったりする。

     

    その時点で予想するミスジャッジから生じるの損害の割合といくつかの幸運の可能性を含めて正確に希望価格を設定する必要がある。

     

    原石を買う時点で最も大切なのは石の内部を見ることだ。良質の原石はガラス体で発色がよく透き通り色むらがない。原石の内部を見るために原石は水でぬらす。オイルでぬらすのが最も良い。指でつまんで直射日光にかざしてじっくり回し見る。宝石専用トーチとレンズも使って確認する。

     

    どんな種類の石か推し量るのに硬度確認用ペンシルは全く役にたたない。念のため。

     

    内包物と並んで色軸がどのように走っているかチェックするのも重要だ。原石に色むらがあっても色軸に沿ってカットできれば最終的に見事なフルカラーのカットストーンが生まれることもある。

     

     

    リカバリーレート

     

    原石からカットストーンを取る場合、平均して元の重量の20%以下の大きさになる。80%は削り捨てられるということだ。原石の売り手は50%は間違いないと叫ぶがリカバリーレート50%は極めて稀だ。もちろん重量を優先してカットはできるが美しさを表現しきれなくなる。

     

    あなたはグラム計算で原石を買わなくてはいけないが、宝石はカラット計算だ。(1カラット=0.2グラム) さあ、いくらでオファーするか計算しよう。

     

     

     

    セキュリティについての一言: 宝石取引は全て現金で行われる

     

    毎週火曜日の朝10時、5年分の給料相当の現金を持ってジャングルのさみしい細道を通って採掘所に通ってはいけない。スリランカの宝石トレーダーは毎回違う道を通り、車種を変え、もちろん事前報告なく、ボディーガード達と共に原石を買いに採掘所にやって来る。

     

    私達はこのようなまでの厳戒措置はとっていないし今まで問題は起こっていない。しかし私達が外国人であり彼らの話題にのぼる可能性がある限り、ある程度の警戒は賢明といえよう。

     

    "Mudhalali" であることで近所付き合いが生まれ守られる部分はもちろんある。しかしそうとは知らない者から見ればどうだろう。世の中には強盗をしながら旅を続ける者もいる。用心するに越したことはないのだ。

     

     

    エドワード・ブリストル

    Title 

     

    パート4:宝石細工ゲーム

     

    あなたは一握りのかなり期待できる原石を手に入れたと仮定しよう。次はカットしてくれる人を探しにいこう。

     

    いつもながらあなたの人生をまっすぐ破滅に導く最短コースはここにも存在する。コロンボかラトナプラの英語を話す観光客向けの宝石カッターを見つけたら即、うぶな外国人ぶりをあらわに原石を預けて一週間後に取りに戻る。

     

    一週間後。ああ!削りあがったあなたのブルーサファイアはひどく小さい上に内包物まみれだ。大枚をはたいたパパラチアはにごって冴えないスピナルのようになっている。最低でも5,6万円はするキャッツアイになると思った石にはそれらしき線などまったく出ていない!

     

    あなたは即座に騙されたと思うはずだ。石を売った鉱山労働者はあなたの想像を超えた悪漢で粗悪な石を買わされたと考えればあなたの不運にも完璧な説明がつく。
    あなたはその鉱山を見切り、別の鉱山で今度はもっと厳しく交渉をして新しい石を手に入れる。そして再度削ってもらいにカッターの元に戻る。しかしなぜかまた結果は同じなのだ。

    あなたはすべてを疑い始めるようになる・・・。

    実際の問題はカッターの多くは石を削れるというだけの場合が多いことにある。どのように削ったら本当に石が輝きだすのかを知らないカッターが大半だ。これはスリランカだけに限らない。彼らはあなたを騙すことなどまったく考えていないとしても 簡単にあなたの石を台無しにする可能性が極めて高い。

     

    またすべてのシェイプやカットの種類を会得し施せるカッターも稀。それぞれの美しさを最大限に引き出すためにサファイアのためのカット、ガーネットのためのカットというものがある。もちろん美しいスターを作り出すための技術を完全に知っている者がいる。石によって技を使い分けられるカッターが理想だ。

    腕のよい宝石カッターの存在は宝石市場において大きな鍵である。

     

    では腕のいい宝石カッターはどうやって見つけ出せる?
    それは人からの推薦をベースに彼らに会い、試行錯誤を繰り返すことのみなのだ。

     

    一概に腕のよい宝石カッターとはおおやけにコンタクトが取りにくい。すでに誰かの為に働いているか、もしくはあなたが絶対に独力では探し当てられないような隠れた裏庭の奥で作業をしている。だから推薦が必要になる。

     

    ただ単に自分の親戚や兄弟だからという推薦には注意。必ずしも腕のよいカッターではない場合が多い。しかしあなたは挑戦し続けなくてはいけない。コストはかさんでも。もちろん強靭なハガネの神経も必要だ。
    それでもここにあなたを助けるヒントを提示しよう。

     

    1. 一人になんでもかんでもやらせてみてそのカッターの力量を判断するやり方は好ましくない。科学の実験ではない。複数のカッターに似たようなサイズの同じ種類の石を削らせてみて結果を比べてみるほうが効率がいい。

     

    2. カッターの見解を尊重すること。カッターが出来ないと言ったことはさせない。別のやり方が好ましいといったら従おう。もしそれでもあなたの要求を主張すれば カッターはあなたの要求が彼にとってどれほど筋違いだったのかを結果で示してくれる。

     

    3. カッターをテストするための石は安い種類にする。もしくは合成石を用意しよう。カッターは普通合成石に気がつかない。しかし彼らが気づいたとしたら、あなたは幸運にもカッターの質の片鱗をそこで見たことになる。

      

    4. カラットごとではなくー石ごとに報酬を出すこと。一般的には何カラットの宝石を削りだしたかで報酬が決まるため、カッターは必然的に石を大きく残すことに努めてしまい美しさを追求することがない。この奇妙な報酬システムのせいで 『ネイティヴ』と呼ばれるでっぽりとジャガイモのように丸みを帯びたカットが生まれるのだ。『ネイティヴ』カットの深さなぞサルガッソー海の深さと変わらない。

     

    5. カッターに今までのカットの習慣を変える時間を充分に与えること。量から質への意識の変換は一晩では無理。これはスリランカだけに限った話ではない。それを成し遂げるにはあなたにも時間と資金と精力を費やす必要がある。

     

    6. 原石をカットする過程で石のすり替えぐらい簡単なものはない。カッターの膝元に日がな座って見張っているのが嫌なら、彼らを信頼するしかない。そのためには優れた社会ネットワークが必要だ。カッターとのよい関係を築くことはもちろん、彼が住んでいる場所を把握し彼の妻とも面とおししておく。娘の結婚式に招待されるのがベストだ。

     

    7. 最後に、もしカッターが 『あんたは死んでる石を買ったね』 (削りようのない石の表現の仕方)といっても腹を立てて非難してはいけない。粗悪な原石から美しい宝石など削りだせる者はいない。錬金術師を探したほうがいい。

    辛くともあきらめてはいけない。数百個の石を異なるカッターの元で削った後に あなたには原石として買って正解だったものとそうでないものの違いが見えてくるようになるだろう。

     

    そう願いたい。

     

    エドワード・ブリストル

    コロンボ

     

     

     

    次回 『驚異!宝石の価格』 をお楽しみに。

     

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